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ナチスは人造石油で戦っていた?日帝もパテントを取得し量産体制にあった?

ナチスドイツは石炭を特殊な製法で液化した人造石油で戦っていた。
リッター数百メートルしか走らない重戦車もなぜガソリンエンジンだったのか、人造石油があったから共通規格にしたのだとだと思います。
戦闘機に至っては航空燃料の9割以上が人造石油が使用されていた。
人造石油の生産量は地上部隊によってプラントが占領されるまでほぼ落ちなかったという。
では日帝はどうだったのか、パテントはナチスから大枚はたいて購入し早くから大規模なプラントを作っていた。
北海道海道工場にいたっては100ヘクタール規模の土地を確保、しかし生産は軌道に乗らなかった、量産に成功しなかったのだ。

なぜか?、敵対国であるはずのアメリカ親ナチス企業が肝心の水素添加技術だったとおもいますがその部分のパテント供与に反対したためだった。

では水が燃料になると日帝軍幹部が騙されたという話はどうなのか?、ここのメンバーの多くはブラウンガスを思い出したのではないかと思う。
人造石油とブラウンガスは別物でブラウンガスが実用化に至ったかは疑問ですが。
さて、こういった史実は歴史の教科書で教えてくれません。
資源がないので松根油を精製し燃料にしようとしていた、と自虐史のみです。
一方、もし人造石油量産に成功していたら戦争は回避できたのか?、答えはグレーゾーンですが否だと思います。
いずれにせよ戦争やる気満々だったのだと思います。
満州に油田があることに気が付きそれの掘削・精製に成功していたならば歴史は変わっていたかもしれませんが(当時の技術では難しかったのではと聞きます)。
満州鉄道利権をアメリカと共同開発・共同運営していたならば、いまの日本は違う道を歩んでいたのは事実だと思います(この不都合な事実も教科書は教えない)。

最大の戦犯は満州鉄道の共同運営を反対するよう世論をしむけたマスコミと当時の外相・外務省です。

そして自分で調べず世情に流されサボタージュに騙される日本人の国民性です。
権威がいったから、お上がいったから、あの有名人がいったから、みんながそういってるから、、、私のような無名が真実・事実をいっても耳を貸しません。

ですがおなじことを繰り返してはならないと思います。

引用 石炭と石油2 北の大地で石油を

参考書籍:ドイツ本土防空戦 (欧州戦史シリーズ (Vol.19)) ムック 学研プラス

Nakahara
Nakaharahttps://www.freeenergyparty.jp
フリーエネルギー・高効率自然再生エネルギーならびに高度循環型社会のアマチュア研究家。

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